室伏広治さんは、日本の元ハンマー投げ選手で、オリンピックで2回の金メダルと1回の銅メダルを獲得しました。
彼は現在、スポーツ界やメディアで活躍していますが、2019年に悪性脳リンパ腫で倒れてから、健康状態について心配されています。
室伏広治さんの現在の病状や仕事、収入などについて、詳しく見ていきましょう。
室伏広治の現在の病状は?
2020年10月ごろから歩き方がおかしくなり、転倒したこともあったため病院で検査をしたところ、悪性脳リンパ腫という病気にかかっていることが判明しました。
悪性脳リンパ腫は十数万人に一人が発症するという珍しい病気で、発症すると頭痛や手足の麻痺、視力障害などが現れます。
脳内の血液内リンパ球ががん化したもので、適切に治療すれば現在は完治も見込めるそうですが、再発することも多いと言われています。
室伏広治さんは2021年4月にこの病気にかかっていることを公表しました。
彼は自分の免疫細胞を取り出し、活性化させて投与することでがんと闘う力を増強させる免疫療法を受けたそうです。
2021年3月に自身の骨髄細胞を取り出す手術を受け、同年4月には取り出した細胞を点滴で戻すという治療をしました。
免疫療法は自分の細胞を使うため副作用が少なく、がん細胞増殖の抑制、再発・転移の予防にも効果があるとされているそうです。
競技会場で #室伏広治 スポーツ庁長官にお会いしました
アテネ五輪で一緒だったぼくの憧れのアスリートです✨
長官をされながら運動セルフチェックを考案されるなど研究者としての側面を持ち合わせる素晴らしい方です
体操にも生かせる部分が多いですhttps://t.co/Qj9BjyI5tW pic.twitter.com/387jQRqL6b— Hisashi Mizutori 水鳥寿思 (@HisashiMizutori) August 6, 2021
室伏広治さんは2023年現在も闘病を続けているのかどうかは公表していません。
しかし、彼はインスタグラムやX(旧ツイッター)などでリハビリや仕事の様子を公開しており、元気に活動しているように見えます。
✔室伏広治プロフィール
生年月日:1974年10月8日(49歳)
出身校:中京大学体育学部、中京大学大学院体育学研究科
称号:紫綬褒章綬章、博士(体育学)、スポーツ科学者
室伏広治の現在は仕事は?
室伏広治さんは、現在はスポーツ庁長官としてスポーツ行政に携わっています。
また、東京医科歯科大学の教授としてスポーツ科学やアスリートのパフォーマンス向上に関する研究を行っているようです。
さらに、2020年東京オリンピック・パラリンピック組織委員会のスポーツディレクターや日本オリンピック委員会の理事も務めました。
室伏広治さんは、現役時代にはハンマー投のオリンピック金メダリストや世界陸上選手権金メダリストなど、数々の国際大会で活躍しました。
2016年に競技引退を表明しましたが、その後も中京大学で体育学の博士号を取得したり、中京大学スポーツ科学部の准教授を務めたりするなど、学術的なキャリアも築いてこられたようです。
.@daichi55 まだ残りはありますが、大変な大役お疲れ様でした!偉大なる前任者に恥じぬよう、全力で職務を全うするよう頑張ります。引き続きご指導宜しくお願い致します🙇♂️ pic.twitter.com/4dgAErwo6a
— Koji Murofushi PhD 室伏広治 (@KojiMurofushi) September 11, 2020
室伏広治の現在の収入は?
室伏広治さんの現在の収入については、正確な情報は公表されていませんが、ネット上の情報によると、以下のような推測ができるのでまとめてみました。
スポーツ庁長官としての給料は、月収約150万円、年収は約1800万円と考えられます。
東京医科歯科大学教授としての給料は、平均年収約1000万円と推定。
ミズノ等、企業CM出演料などは、具体的な金額は不明ですが、数千万円程度と予想されます。
以上のことから、室伏広治さんの現在の収入は、年収で約3000万円から4000万円くらいではないかと推測できます。
ただし、これはあくまでネット上の情報に基づく憶測であり、実際の収入とは異なる可能性があります。
室伏広治の現在完治した?
悪性脳リンパ腫は、発症者は10万人に1人といわれるほど稀な病気で、脳にはリンパ組織が存在しないのに悪性リンパ腫が発生する原因は明らかになっていません。
室伏広治さんは、2021年末ごろまで抗がん剤のメソトレキセートを投与する治療を受けて入院していましたが、入院中もリモートワークなどを活用して公務に支障をきたさないよう努めていました。
室伏広治さんの病状が緩解したかは公表されていません。
ですが、最近のX(旧Twitter)の様子からも、スポーツ庁長官の責務をこなされているようなので悪化はされていないのでしょう。
まとめ
室伏広治さんは、日本のハンマー投界のレジェンドとして、多くの人々に感動や勇気を与えてきました。
現在は、スポーツ庁長官や教授など、さまざまな立場でスポーツ界に貢献しています。
悪性脳リンパ腫という難病にもめげずに闘っている姿にも、応援の声が寄せられています。
室伏広治さんの今後の活躍から目が離せません!