プロ野球現役ドラフト、選手会とNPB大筋合意して、「どのような選手が出てくるか注目」されていますね。
12月に初開催へ向けて各球団は準備をしていると思いますが、この制度のルールをいまいち分からない方が多いのではないでしょうか?
特に指名の方法に交渉する方法などがそれですよね。
野球好きな筆者にとっても同じ疑問であります。
そこで、プロ野球現役ドラフトのルールや指名の仕方は?選出される選手候補は誰?としてまとめてみました。
プロ野球現役ドラフトのルールは?
そもそも、導入された経緯は出場機会に恵まれない選手を移籍先で出場させて、飼い殺しをしないようにする事でもあります。
他球団の現役選手を指名して獲得する事で野球を盛り上げようって事ですね。
メジャーリーグのルールファイブドラフトみたいです。
では、そのルールですが、
各球団は2名以上の選手を候補の選手と選びます。
他球団から1名を獲得します。
大雑把過ぎて分かりづらいですよね?
まずは、12球団が提出した選手を他球団がどれだけ獲得したいのか入札をします。
入札球団数の一番多かった球団から他球団選手の指名が始まる仕組みです。
そこから選手を〝獲られた〟球団に指名権が移ります。
例をあげるなら、A球団からA、B選手が提出されたとしますね。
A選手には5球団の入札、つまり買い手があるとします。
これが12球団で最多入札数ならば、A球団には真っ先に指名権が与えられます。
そして、A球団がB球団のC選手を指名すると、次の指名権はB球団に移り、B球団がC球団のD選手を指名すると次はC球団という順番になります。
すでに指名の終わった球団の選手が指名された場合はリスタートとなります。
未指名の球団の中で入札数の多い球団から指名が再開され、
人気のない選手を「現役ドラフト」に提出したとすると、結果的に指名順位が下がってしまいます。
2名の選手を選出できない時や、ドラフト対象外となる選手などはまだ未定です。
プロ野球現役ドラフトの指名の仕方は?
プロ野球「現役ドラフト」今シーズンオフをめどに開催へ #nhk_news https://t.co/Mreh52vbTb
— NHKニュース (@nhk_news) March 15, 2022
本来は2020年に開催されるはずでありましたが、コロナやオリンピックの開催などで実施される時期が延ばされた形です。
プロ野球ドラフト会議では、高校生、大学生、社会人といった人が対象で有望な選手をリストアップして、会議で指名していく形ですよね。
各球団は2人以上の選手を候補選手として選び、他球団から選手1人を獲得しますが、
指名順については、最初に入札をして、最も人気の高い選手が在籍する球団に1番目の指名権が与えられる方法です。
つまり、指名されやすい選手をリストに提出するとそれだけ入札数が多くなって、欲しい選手を獲得しやすくなります。
プロ野球現役ドラフト選出候補の選手は誰?
ここは球団の悩みどころですよね。
チームの主力を名簿に提出する訳にはいかないですし、自軍の選手が指名されやすい選手を選出しないと指名順位が低いしでと、難しい判断です。
将来性はあって実績はまだ未知数や、実績あっても出場機会が比較的少ない中堅の選手かなって予想できます。
まずはヤクルトスワローズの寺島成輝投手
ドラフト1位で入団しましたが、思うよな実績を残していませんが2年前は30試合に登板しています。
横浜DNAの細川成也外野手
右の長距離砲として将来チームのクリーンアップを担ってくれそうです。
阪神では、飯田優也投手
ソフトバンクで中継ぎ経験もあるし、まだ30歳と若いので欲しがる球団はいるでしょうね。
巨人では石川慎吾投手
1軍でも出場機会があって、19年には4本のホームランも放っているので、代打としても生きてくるはず。
中日は、石川駿内野手
1軍では目立った活躍はないが、2軍では首位打者を獲得しています。
広島は、藪田和樹投手
ここ数年は活躍できてないですが、17年には15勝もしています。
パリーグも見て行きましょう。
楽天の釜田佳直投手
ルーキーからローテーションに入って、16年は7勝をしています。怪我がなければもっと勝てています。
日ハムは松本剛内野手
17年は規定打席に到達しリーグ10位の打率.274でした、内外野を守れる逸材。
西武は永江恭平内野手
遊撃守備は評判が良くて、二遊間の層が弱いチームには最適。
ロッテは、山本大貴投手にソフトバンクの九鬼隆平捕手、オリックスの西村凌外野手などまだまだ活躍できる選手はたくさんいるので、12月のドラフトが楽しみです。
まとめ!
以上、プロ野球現役ドラフトのルールや指名の仕方は?選出候補の選手は誰?をお届けしました。
毎年行われるドラフト会議は有名ですが、始めて開催されるプロ野球現役ドラフトはどうなるのか未知数でありますよね。
各球団に埋もれている有望な選手って必ずいるので、そういった選手がまた輝きを取り戻せるならやった方がいい制度ですね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。