読売ジャイアンツはプロ野球界の中でも1、2を争う人気の球団です。
1年間で143試合もの試合をこなすプロ野球選手は、試合はもちろん試合会場に行くまでの移動も大変ですよね。
1週間のうち6日間は試合があることが多いため、いったいいつ移動しているのか不思議です。
今回はジャイアンツがどうやって移動しているのかや、移動費用、移動時間や球場入りの時間などについて詳しくご紹介します。
ジャイアンツの移動方法は?
読売ジャイアンツの本拠地は、東京ドームです。
東京ドームで試合が開催されるホームゲームの場合は、移動方法は自由となっています。
自宅から球場まで自分の車を運転する選手や、タクシーを利用する選手、専属の運転手の運転で球場入りする選手や、仲のいい選手と自家用車やタクシーに相乗りしている選手など様々です。
全体練習開始までに到着すれば問題ないので、好きな移動方法で移動しています。
ビジターともなると移動が大変です。
試合のない月曜日が移動日として設定されており、試合が開催される前日には現地に移動しておく必要があります。
ジャイアンツが所属しているセリーグは、東京、横浜、名古屋、大阪、広島にチームがあります。
どの都市も東海道新幹線沿線のため、セリーグのチームは新幹線で移動することがほとんどです。
新幹線の座席は一軍だとグリーン車、二軍だと普通車となっています。
交流戦などでパリーグのチームと試合をする際は、北海道や福岡など飛行機の方が便利な地域には飛行機を利用して移動しています。
飛行機を利用する場合ですが、同じ便に選手や関係者が全員乗るわけではなく、何便かに分けて移動しているそうです。
飛行機に万が一の事故が起きてしまった際、全戦力を失う可能性もあります。
そのリスクを避けるために、搭乗する便を分けているそうです。
千葉ロッテマリーンズや埼玉西武ライオンズなど関東地方に本拠地があるチームとの試合の際は、自家用車や球団バスで移動しています。
ホームゲームであっても地方球場や、交通の便が悪い球場などはバスで移動することもあるそうです。
台風など天候の関係で交通機関が乱れ、選手が到着できず試合ができなかった、といったこともあったようです。
そういえば移動できず中止、昔東京ドーム巨人中日が中止なったときの中日を思い出した…東京ドーム初中止で西本聖、山本昌だけが先に移動してて二人だけ寂しく練習してた光景があったな…1993は逆に巨人が名古屋に移動できず晴れてるのに中日巨人ナゴヤ球場が中止もあった。
— 723将軍@6/24パナスタ、7/16サンガS、29甲子園 (@723shogun) June 3, 2023
飛行機が苦手な選手には、新幹線での移動を認めるチームもあるそうです。
プロ野球の試合は3試合行って、移動後また3試合のような日程で組まれていることが多いため、3日に1回は移動をしなければなりません。
月曜日の移動はさほど問題ありませんが、大変なのは木曜日のナイターゲーム終了後の移動です。
翌日金曜日には異なる場所で試合が開催されるため、金曜日の午後には球場に入らなければいけません。
夜にはまた試合があるため、前日の試合終了が遅くなってしまった場合などは、その日の夜遅くや翌日の始発、または早朝に移動をしなければなりません。
プロ野球選手は、試合での体力はもちろん、移動での体力も欠かせないようです。
なお、プロ野球選手は電車での移動を球団から禁止されているそうです。
理由としてはライバル球団のファンなどから襲われる可能性があるから、などとされています。
以前ジャイアンツの試合が茨城県で開催された際、名古屋まで移動するのに特急と在来線を乗り継いで東京駅から新幹線で移動したという話がありました。
てっきりユニフォーム姿で移動かと思いましたwww 部活の練習時みたいなw RT @shigeziru 巨人ナインが上野駅から東京駅まで、山手線と京浜東北線で移動だって。スゲーな。乗り合わせたら、ビビってたじろぐな。
— miki (@unmiki) July 8, 2010
山手線や京浜東北線にジャイアンツの選手や記者の方がたくさん乗り合わせたそうです。
電車に乗っていた方は突然のことに驚かれたでしょうね。
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ジャイアンツの移動費用は?
ジャイアンツの選手や関係者が移動する際にかかる費用は、個人負担ではなく球団の負担となります。
1年間でかかる移動費用は、球団によっても異なりますが1億円前後ともいわれています。
ジャイアンツの場合、所属するセリーグに関東のチームが多いためそこまでかからないかもしれませんが、新幹線はグリーン車、飛行機はビジネスクラスやファーストクラスなど、
通常よりも費用がかさむことが考えられます。
ジャイアンツのホームゲームが開催される東京ドームは天候に左右されずに試合が開催できますが、甲子園球場や横浜スタジアムなどは雨天の場合は試合が中止となります。
試合にかかわる移動費用はビジターチームが負担することとなっているため、屋根のない球場をホームにしているチームは、移動費用が余計にかかると考えられます。
その点ジャイアンツは東京ドームで試合が中止になる、ということは滅多にありませんので、他球団に支払う移動費用も少なく抑えられているのではないかと予想されます。
ジャイアンツの移動時間は?
ジャイアンツの選手や関係者が移動をする際、かかる時間をまとめてみました。
東京→名古屋 新幹線利用 約1時間40分
東京→大阪 新幹線利用 約2時間30分
東京→広島 新幹線利用 約4時間
東京→広島 飛行機利用 約1時間30分
東京→札幌 飛行機利用 約1時間35分
東京→仙台 新幹線利用 約1時間30分
東京→福岡 飛行機利用 約1時間50分
新幹線や飛行機を利用して移動する場合、乗っている時間だけでこれくらいの時間がかかります。
球場から駅や空港まで、到着後駅や空港からホテルや球場までバスや車などで移動した場合、さらに移動時間がプラスされます。
ナイターゲーム終了後に移動する日などは、疲れ果ててしまいそうですね。
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ジャイアンツは何時に球場入りするの?
ジャイアンツの選手や関係者が何時に球場入りしているのか気になるところですが、ホームかビジターかによって時間が異なります。
ホームゲームの場合は、全体練習開始時間に間に合えば何時に球場入りをしても問題ないので、午前中や午後早めの時間から球場に行って、自主練を行う選手も多いようです。
ビジターチームの打撃練習は、試合が始まる2時間前くらいから行われます。
ですので、ビジターゲームの場合はそれよりも少し前に選手たちが球場入りすることが多いようです。
試合が18時開始で行われる場合は、ビジターチームの打撃練習が16時頃に行われます。
打撃練習から見たいという方は、開門と同時に球場入りするのがおすすめです。
まとめ
ジャイアンツの選手や関係者がいつ移動しているのかや移動時間、移動費用や球場入りする時間などについて詳しくご紹介しました。
プロ野球選手は試合数が多く、移動距離も長いため、移動するだけでも大変だということがわかりました。
疲労回復や体調管理など、気を遣わなければならないポイントがたくさんありそうですね。
選手の皆さんには、移動時間を体力回復やリラックスタイムに充てるなどして、のんびりしてほしいですね。