毎年開催されるプロ野球のクライマックスシリーズって面白いと思いませんか?
僕は、3位のチームが下克上でリーグ制覇する可能性もあって大好きなんです。
シーズン終了する頃に上位3チームに絞られるといよいよ始まるなって期待してしまいます。
過去に下克上で勝ち上がって来たチームが日本シリーズに進んだ年もありましたからね。
ま、少しでも長くプロ野球を観戦できる楽しみもあっていいんですけどね。
そこで、野球クライマックスシリーズとは?セリーグとパリーグの違いはあるの?って疑問に思った方の為にお届けしますね。
是非、最後まで読んで行ってくださいね。
野球クライマックスシリーズとは?
日本シリーズの出場をかけてセリーグとパリーグのそれぞれ公式戦上位3チームが争うプレーオフ制度です。
各リーグの優勝チームは公式戦で勝率がもっとも高かったチームであって、CSを勝ち抜いて日本シリーズの出場権を勝ち取ったチームとは一致しない年もあります。
過去には、最終順位は3位や2位だったけどもCSを制して日本シリーズに出場したチームがありましたよね。
CSはファーストステージとファイナルステージの2段階になっていて、ファーストステージは各リーグの2位と3位のチームが3試合制で戦い、先に2勝したチームがファイナルステージへ進みます。
ファイナルステージでは公式戦1位のチームとファーストステージで勝ち上がったチームが1位チームの本拠地で6試合戦うんですが、、、、
ここが重要な点になりますが、1位のチームには1勝のアドバンテージが与えられ、先に4勝したチームが日本シリーズへと出場します。
どっちのステージでも延長は12回までで、同点になったら引き分けになり再試合は行われません。
もし引き分けや雨天中止で勝利数が同じになってしまったら、公式戦上位のチームが勝者になってしまうんですよ。
野球クライマックスシリーズはいつから始まったの?
クライマックスシリーズは2007年から始まりました。
実は2004年から2006年までは、パリーグではプレーオフ制度というトーナメント制度を実施していて、これがクライマックスシリーズの先駆けになりました。
プレーオフによってAクラスの重要性や消化試合の減少とパリーグは興行を成功したので、めでためでたし。
しかし、2004年、2005年はいずれもレギュラーシーズンを1位で通過しなかったチームがプレーオフを勝ち上がった事もありました。
そして、2006年にセリーグでも導入しようという声も上がって、2007年にセリーグでも導入されました。
セリーグとパリーグの違いはあるの?
基本的に違いはありません。
パリーグ、セリーグともファーストステージでは2位と3位のチームが2位のチームの本拠地で最大3試合行われます。
先に2勝したチームがファイナルステージへ進みます。
もしも引き分け試合になった時にどうするかというと、レギュラーシーズン2位のチームがファイナルステージへ進みます。
ファイナルステージでは、レギュラーシーズン1位のチームとファーストステージを勝ち上がったチームでの戦いになります。
レギュラーシーズン1位のチームには1勝のアドバンテージが与えられ、先に4勝したチームが日本シリーズへ進みます。
予告先発においては、2017年まではパリーグだけでしたが、2018年からはセリーグも行うようになりました。
あとは、アドバンテージ制におていも2007年はアドバンテージを与えない条件で5試合制(先に3勝したチームが勝ち進む)で対戦。
アドバンテージ導入を提案したのはパリーグだったがセリーグは消極的でした。
しかしその年にレギュラーシーズン優勝のチームを2位のチームが3連勝した事でアドバンテージを導入するに至りました。
野球クライマックスシリーズの評判
クライマックスシリーズに対して野球ファンがどういう意見を持っているのか?
様々な意見があって、賛否も別れているのも事実なんです。
賛成の理由は、早くにリーグ優勝が決まってしまって、2位や3位の興味が薄らえてしまうので、関心が維持されれば消化試合が激減します。
また、チケットやグッズ、視聴率などが増えて興行的にも成功するから賛成という事です。
2010年なんかは、千葉ロッテマリーンズがリーグ3位だったけど日本シリーズまで勝ち進み、さらに日本一になった時はものすごく世間が沸きましたよね。
反対にクライマックスシリーズに疑問を思っている人は、長丁場を戦い抜いて、1位になったのに日本シリーズに出場できない事が、CS不要論の原因になっています。
まとめ!
【さて今回はプロ野球のクライマックスシリーズについて紹介してきました。】
野球経験者で野球が大好きな僕からすると、1試合でも多く野球を観戦できる喜びもあります。
しかし応援しているチームがレギュラーシーズ1位になったのにクライマックスシリーズで敗退するのはとても悲しい事でもあります。
興行的には成功しているのですが、2010年や2017年の例もあると複雑な気持ちになってしまいます。
勝負事なので仕方ない事ではありますが、僕は応援しているチームがそうなっても来年また頑張って欲しいと強く思って、勝ち進んだチームも応援するようにしています。